テニスルBLOG

テニスをすることで得られる健康について

  • 2021-07-05 11:26

テニスルについて

テニスをすることで得られる健康について

テニス

先日の記事「テニスをすることでのメリット」でも少し述べさせて頂きましたが、テニスをすることで得られる『健康』を更に掘り下げてお伝えさせて頂きます。


目次
1.テニスは有酸素運動・無酸素運動と色々な要素が合わさったスポーツ
2.テニスは筋骨格系の健康に最高のスポーツ
3.何歳まででも続けられる生涯スポーツのテニス
4.もっとも長生き出来るスポーツと言われる理由
5.テニスを習慣的にする人は寿命が10年長い
6.テニスが健康に貢献する理由まとめ

 

レンレン

有酸素・無酸素運動の伴うスポーツの中で

一番平均キャリアの長いスポーツがテニスなんだね!

北村ちゃん

数値的にもちゃんと解析されいるし

生涯続けていくつもりです♪

パズー

なんと運動不足と感じている人に比べて

寿命が10年も長いんだワン!

テニスは有酸素運動・無酸素運動と色々な要素が合わさったスポーツ

テニスは全身運動なので『ダイエット』にもつながりやすく、また走り続けながら自分のペースで楽しくラリーなどを行い、ゲーム練習では変化を感じながら頭も使う事が出来る欲張りなスポーツです。

また軽そうに見えるテニスラケットは約300gの重さがあり、このラケットを何度も振る為、自然と軽い筋トレ状態となります。

ラリーが続くことで『有酸素運動』に、前後左右に走り回ることで『無酸素運動』にもなり得るテニスは健康目的としてのスポーツとしてはとても効果の高いものとなります。

またテニスは一球として同じボールが来ない所が飽きにくく、そして1球1球相手と打ち合うことで会話のようなコミュニケーションを取る事となり、どんどん仲間が増えて行くスポーツでもあります。

このようにテニスは
プレーをするだけで全ての運動要素が詰まったスポーツです。

コーチと一緒に個々の目標を設定し、それをクリアしていく達成感とその過程で手にすることの出来る健康要素は計り知れません。

まさにフィジカル面、メンタル面の双方の健康を育むことが可能です。


テニスは筋骨格系の健康に最高のスポーツ

テレビで観戦することのできるテニスの世界大会を見てみると分かります通り、選手は他のスポーツに比べ、非常に長いキャリアを続けることができています。

それには理由があり、しなやかで強靭な身体を時間をかけて作り上げることが長続きの秘訣なのです。

現在プレーしている多くの選手が、30歳を超えてからそれまでよりも素晴らしいテニスを見せてくれていることは偶然ではありません。

テニスをする人の方が、同年代のテニスをしない健康で活動的な人より、筋骨格系機能において優っているのではないかという仮説に基づいて行われた研究結果が下記になります。

体脂肪率、握力、そして橈側手根屈筋(手首や肘の屈曲を補助する筋肉)の疲労度に年齢をかけあわせて比較したところ、テニスをする人は、しない人と比較して優れた上半身の筋骨格系機能を示した(テニスをする人:プラス0.33±1.93、しない人:マイナス0.26±1.66)。
同様に、膝伸展力と大腿直筋の疲労度の解析でも、テニスをする人はより優れた下肢機能を示した(テニスをする人:プラス0.17±1.76、しない人:マイナス0.16±1.79)。

結論として上記の研究は、テニスをする人たちは、同年代の健康で活動的な人に比べて、筋骨格系の機能が優れているという説を裏付けることが出来ております。

これは負荷の高い、インターバルトレーニング的な要素を持つテニスというスポーツの性質によるものだと言えます。


何歳まででも続けられる生涯スポーツのテニス

テニスはストレス発散やリフレッシュが出来るだけでなく、年齢・国籍・性別を問わず一年中、そしていつまででも出来る生涯スポーツとなっています。

一生楽しめるスポーツなので、『怪我』には十分に気を付けて、テニスとも健康とも長く付き合えるよう様々な知識を学びながら、テニスの『技術向上』と『コーチや仲間との楽しい時間』を過ごせる様なプログラムを弊社サービスにて提供させて頂いております。

筋骨格系の機能を年齢に関係なく(もちろんジュニア世代も)鍛えることが可能となっております。

一人一人違う体の作りに応じた、個々のメニューをこなして頂くことで徹底的に効率に特化したコーチングに努めさせて頂きます。


もっとも長生き出来るスポーツと言われる理由

心血管疾患(CDV)の原因による死亡リスクを低くするスポーツは、ランニングやエアロビクス、サイクリング、スイミング、サッカーなどの普段行っているスポーツ毎に調査をした結果、『テニスがもっとも長生き出来るスポーツである』との研究結果が発表されました。

※心血管疾患(CDV)の原因による死亡リスク減少率

  • テニス 56%低い
  • スイミング 41%低い
  • エアロビクス 36%低い

上記の通り、テニスは全く運動しない人と比較すると
心血管疾患による死亡リスクが56%低く、死亡リスク全体だと47%低い研究結果になっております。

またテニスは、ボールだけでなくラケットを使い、様々なテクニックや戦略が必要になります。

瞬時に対応方法を考えることで脳が鍛えられます。

脳が鍛えられストレスに強くなることも長寿に繋がる理由になります。

楽しいだけではなく、健康にも良く、脳も鍛えられる非常に素晴らしいスポーツとして是非日常生活に効果的に取り入れて行くことを強くお勧めさせて頂きます。


テニスを習慣的にする人は寿命が10年長い

具体的に年数でお答えするとなんと『10年』寿命が長いという驚きの結果が出ております。

研究では「運動不足」の生活をしている人と比べて、スポーツ活動をしている人がどれほど健康的か、25年間の追跡調査をしています。

もちろん、どのようなスポーツをしていても健康に貢献することは確かなのですが、その中でも特に「テニス」がダントツで効果的だったのです。

スポーツジムでのフィットネスが+2年、ジョギングやスイミングが+3年ほどであるのに対し、テニスはなんと+10年になり、圧倒的な健康への貢献度を誇っています。

※運動不足の生活をした人と比べて平均余命の差(年数)

  1. テニス【9.7】
  2. バドミントン【6.2】
  3. サッカー【4.7】
  4. サイクリング【3.7】
  5. スイミング【3.4】
  6. ジョギング【3.2】
  7. 徒手体操【3.1】
  8. ジムでフィットネス【1.5】

上記の通り、研究で比較された8種のスポーツ中、テニスの効果が突出しています。

調査対象のスポーツ8種を見ると、例えばジムでの運動は最も長い時間を要するにもかかわらず、寿命の延長効果は1.5年にとどまっています。

また2位にバドミントンが入っており、やはり「ラケット」を使う種目の優位性が示されているのが分かります。


テニスが健康に貢献する理由まとめ

寿命を約10年引き延ばすという優れた効果を持つテニス。

その理由を紐解くと、テニスはジョギングやフィットネスなど「1人で取り組む」ものではなく、他者との関わりやコミュニケーションが求められることが大きな理由の一つです。

実際に上記の順位を見ても分かる通り、「1人で取り組むスポーツ」は2~4年ですが、「複数で取り組むスポーツ」は余命年数が大きいですよね。

また、運動強度(運動の仕方)も、一定の強度でずっと続けるものではなく、素早く動いて止まってを繰り返すタイプのスポーツが良いのです。

最近ではインターバルエクササイズやタバタトレーニングなど、中高強度と低強度の緩急をつけた運動が体力・健康づくりに良いとされています。

そしてなぜラケットスポーツが効果的なのか、その理由はまだ明確ではありませんが、自分の身体以外のものを操る能力が必要になることが関係しているかもしれません。

つまり、健康や長寿にとってテニスは、

  1. 丁度よい適度な運動強度が得られる
  2. 自分以外の他者とのコミュニケーションが得られる
  3. 道具(ラケット)を操作する必要性が得られる

といった点から、心身のコンディションに貢献してくれるのです。

体験レッスンをしてみる

まずテニスの体験レッスンを受けて頂き自分のレベルを知ることも可能ですので、上達したいけど何をしたらいいのかわからないという方!ぜひテニスルのレッスンを受けてみて頂ければと思います。
体験レッスンの方法などは下記よりご確認できますので是非ご覧ください♪

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プロフィール

プロフィール

亀本 簾(カメモト レン)

プロフィール

性別:男
自己紹介:東京のインターナショナルスクール卒業後、アメリカのチャップマン大学に進学し、卒業。
卒業後コロナ禍によりアメリカから帰国し、テニスル代表の宮地一道コーチと出会いサービスを広める為の活動を開始。

大学では健康科学(B.S. in health science)と心理学(B.A. in psychology)を専攻し将来はPhysical Therapistを目指して日々勉強中です!
日本初のテニスシミュレーターを使用した新しいレッスンを全国に普及できるよう日々情報発信を行なっていますのでぜひインスタやツイッターのフォローよろしくお願いします!

いずれかは世界中の人をテニスで繋げたいです♪